1954-04-07 第19回国会 衆議院 外務委員会 第32号
そこで日本に対してそういう承諾を求めて来たことはないのでありますから、日本政府といたしましては、これはたとい諜報勤務に従事いたしておるといたしましても、建前としてはそれが普通の商人であれば普通の商人としてこれを取扱い、そうしてその者が日本の法律に触れたならば、普通の商人として処罰して一向さしつかえない問題だろうと考えております。
そこで日本に対してそういう承諾を求めて来たことはないのでありますから、日本政府といたしましては、これはたとい諜報勤務に従事いたしておるといたしましても、建前としてはそれが普通の商人であれば普通の商人としてこれを取扱い、そうしてその者が日本の法律に触れたならば、普通の商人として処罰して一向さしつかえない問題だろうと考えております。
そしてそれを捕縛するという任務を持つた、いわゆる消極防諜の科学部隊であつたのでありますが、これがいわゆるスパイ、いわゆる積極的な諜報勤務だということで、私がおりまする三年半の間に、先ずそのときの部隊長である小松少佐が去り、中隊長が去り、四六年の三月を最後にいたしまして、この部隊の幹部将校、准尉、下士官、若干の兵を混えて四十数名の者が我々の前から姿を消しました。